事業の社会的意義
SOCIAL MEANING
採用情報事業の社会的意義
社会における私たちの使命
ハマネツは「快適環境創造企業」を宣言しています。ごく普通の日常においても、災害などの非常時も、
人びとの生活をより快適で安全なものにするため、ハマネツならではの貢献を積み重ねています。
私たちの製品やサービスが社会のインフラレベルまで浸透することを目指す取り組みを、
屋外トイレ製品とオゾン関連製品を例に紹介します。
人びとの生活をより快適で安全なものにするため、ハマネツならではの貢献を積み重ねています。
私たちの製品やサービスが社会のインフラレベルまで浸透することを目指す取り組みを、
屋外トイレ製品とオゾン関連製品を例に紹介します。
平常時の利用シーン例 | 非常時の利用シーン例 | |
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屋外トイレ製品 |
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オゾン関連製品 |
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快適性を求めて~ 1 トイレ環境の改善で「快適空間」を広げ続ける
良い仕事は良い職場環境から生まれる
言うまでもなくトイレは生活に必要不可欠なものであり、身近なところにあふれています。自宅や学校などの建物内はもちろん、公園やレジャー施設など、屋外にも多く設置されています。また、工事現場のように期間限定で必要になることもあります。そのような期間限定のトイレは設置すること自体が大切で、快適性はあまり注視されていませんでした。ところが2016年、国土交通省が土木工事現場での「快適トイレ(男女ともに快適に使用できる、装備の充実したトイレ)」の使用を原則化しました。以降は、ハマネツの「快適トイレ」シリーズも、全国の建設現場で使用されています。さらに現在では、当初の想定を超えて「快適トイレ」が浸透し、大規模な土木工事に限らず、戸建て住宅やアパートの建築現場などにも普及しています。当初の目的は女性が増えてきた建設現場の環境改善とされていましたが、男性にとっても職場環境の向上につながっています。笑顔をつくるお手伝い
2000年前後から、音楽フェスやスポーツ大会などの屋外イベントが右肩上がりで成長しています。イベントに大勢の人が集まり盛況となるにつれて、トイレ渋滞の緩和など「トイレ」への要望や悩みも増加してきました。そこでハマネツはイベントに特化した仮設トイレを開発、トイレ渋滞の緩和を目的とした「エバレストイレ」を発売しました。各種イベントが定着し、充実してくると、「快適なトイレ環境」への要望も強まるもの。「トイレがすぐ見つかるか」「たくさん設置されているか」「快適で衛生的に使えるか」など、仮設トイレのクオリティーは、時にイベントのクオリティーに直結します。ハマネツはそのクオリティーを向上させることで、より多くの笑顔を創出しています。快適性を求めて~ 2オゾンで生み出す「快適空間」の魅力
ハマネツのオゾンを使用した製品の脱臭・除菌機能は、病院や食品加工場、クリーンルームのような、衛生が重視される場所で利用されていましたが、最近では、宿泊施設や飲食店、事務所といった、より日常的なシーンで活躍する機会も増えてきました。例えば、ホテルや旅館では、部屋に残るタバコや飲食物など臭い対策も求められるようになり、ハマネツの高性能オゾン脱臭装置「リフロス」の出番が増えています。ホテルの経営者にとって、オゾンによる空間環境の改善は、サービス品質やブランド価値向上につながる大事な要素になっています。安心・安全の追求~ 1非常時を日常に近づけるために
相次ぐ大規模な自然災害。そんな中、避難所での非常生活においてトイレの整備がいかに重要であるかが再認識されています。トイレを我慢して水分摂取を控えたためエコノミークラス症候群を発症したり、持病が悪化するケースもあります。ハマネツは専門の事業部を立ち上げ、「災害時に特化したトイレ」の提供に取り組んでいます。「ドント・コイ」シリーズは、新潟県中越地震や東日本大震災ほか、さまざまな現場での実績を持っています。設置場所から動かせない公共施設や商業施設のトイレと対照的に、必要な場所に移動させられるのが、仮設トイレの利点。機動性を生かし、被災者の安心・安全を確保します。天災は必ず訪れるもの。大事なのは、その時のリスクやダメージを極力抑える努力です。ハマネツは、災害現場でも可能なかぎり快適な環境を実現したいと考え、従来の仮設トイレにつきまとうネガティブなイメージを払拭することを目指しています。例えば、複数の市町村と災害協定(発災時に、ハマネツが災害用トイレや通常の仮設トイレを提供する)を締結しています。また、災害発災時には、各行政機関からも仮設トイレや備品の提供可否に関する照会があります。行政機関からさまざまな相談が寄せられるのは、ハマネツの実績と歴史、専門性を評価していただけたゆえでしょう。
安心・安全の追求~ 2除染や除菌に役立つオゾンの力
災害現場において、ハマネツはトイレの提供以外にも貢献しています。電解式オゾン水生成器「ガーディアン」は、消防関連の機材、救急車の車両内、消防服や防護服の除染・洗浄に活躍します。口蹄疫やインフルエンザなどのパンデミック(伝染病)対策や、生物兵器・化学兵器を使用したテロ対策など、災害以外にも消防機関が対応を求められるシチュエーションの深刻度は増しています。社会全体の安心・安全のためにハマネツができることは何か…。これからもハマネツは、さらなる可能性を追求していきます。
広がり続けるフィールド地球規模で関心を集める
「トイレ」とハマネツの探究心
人間の生活そのものに根差す「トイレ」は、今まさに地球規模で関心を集めています。2015年に国連で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)で掲げられた17の目標の1つは「安全な水とトイレを世界中に」というもの。背景には、世界人口の3分の1にあたる23億人がまだトイレのない生活をしているという事実(ユニセフとWHOによる報告。2017年)があります。また、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が夫人と設立した世界最大の慈善団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」は、公衆衛生を人類の最重要課題の1つと位置づけ、「トイレの課題を解決すること」が持つ社会的意義と、ビジネスチャンスの両方を強調しています。
社会貢献度が極めて高く、かつ巨大な市場でもある「トイレ」。ハマネツの提供するトイレユニットも、日常・非日常を問わず、さらに活躍の場面は広がっていくはずです。その他にも、脱臭・除菌機器や、クリーンな水を創り出す排水処理など、ハマネツは快適で安全な環境を創造するため、新しい可能性を探し続けています。